三信精機イズム
“モノづくり” は “人づくり”
若手・中堅・熟練者の力(20代~70代)を
結集し製造装置メーカーとして躍進
三信精機は、化粧品生産設備、医療関連用設備、一般設備機器などの機器の製造と精密部品加工を行っています。
中でも、化粧品業界における充填・成形のシェア占有率は約60%と他社を大きく引き離しています。
この安定した技術力を支える現場は、20代から70代まですべての年代がバランスよく在籍しています。
当社のような技術系企業では、若手の採用は先行投資。でも、若い人を育てなければ技術は廃れ、
技術が継承されなければモノづくりの企業に未来はありません。“モノづくり”は“人づくり”なのです。
そしてまた、人を育てるのは企業ではなく、あくまで人だと感じています。
当社では熟練の職人が中堅の職人に教え、中堅の職人が若手の職人に教えるという流れが自然にできています。
考え方の違いや技術の開き、それに世代間ギャップもありますから、熟練層が若手の間に中堅が入って潤滑油的な役割を果たし、
スムーズに技術の継承ができるよう気を配っています。昔のような「見て覚えろ」ではなく、
細かい指示を繰り返してサポートし、途中から突き放して責任を持たせることで成長を促しています。
人は人によってつくられるのです。だからこそ、技術はマニュアル化した社員教育で培うのではなく、
できるだけ上の世代から若い世代へ『継承する』といったカタチをとっていきたいと思っています。
直接教わることで学べるのは、技だけではありませんから。
今後の課題は、他業界への進出です。食品・医療・文具業界など応用がきく分野は多いと考えています。
たとえ他分野で問題に突き当たっても、技術者全員が先代から受け継ぐ”チャレンジ精神”と”プロ意識”をもちモノづくりにあたり、
「おごることなく達成感を味わうことができればお客様の要求を実現できないわけがない。」という強い信念で、さらなる進出を目指します。