わが社の創業1年前の1969年7月、NASAからアポロ11号で人類が初めて月面に着陸し、アームストロング船長が兎飛びする映像に感激しましたが、あれから半世紀宇宙探査への競争は続いています。他の惑星に人類が着陸する計画は実現しませんが、宇宙開発の夢は広がっています。ITやAIの科学技術が急速に進化するなか、民間人でも宇宙旅行ができる時代になりました。
2007年9月、日本は「竹取物語」に因んで名づけた月周回衛星「かぐや」を種子島から打上げ、10月には月上空の高度わずか100kmの周回軌道に乗って約600日にわたり観測を続け、月の裏側や南北両極の膨大なデータを地球に送ってきました。
かぐや姫を迎えにきた天上人は「飛ぶ車」に乗り月に帰りますが秋の夜長、月の起源と進化を解明する科学とおとぎ話を夢みるのも難しい時代だからこそ、ほっとする時間ではないでしょうか。良い夢を!
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