アフターコロナの新しい蒲田の希望

中小企業の街・蒲田は昭和58年がピークで、9,200社程でしたが平成28年には4,200社と半減し今も減り続けています。経営者や専門技術者の高齢化や事業継承者の不足が原因です。1人から9人規模の会社が90%を占める企業特性も少子高齢社会で難しい経営環境となっています。それでも、職住一体、共同作業や専門技術の集積地としての歴史は大きな遺産で世界の窓口になる羽田は市場や技術のグローバル化に向けて立地を活かした新しい産業の発信が始まっています。
ITやAIを活かした産業は蒲田の企業風土を生かせる場として若い世代の参入により変化しています。働き方改革やモノからコトへの価値観の変化によりアフターコロナの時代を先取りした産業振興も進んでいます。
我社も次の半世紀に向けて“成長とは変化”とコト価値づくりに挑戦してまいります。作家、村上龍は「この国は何でもある。だが希望だけがない」と。“希望”を持って進みます。