研究開発の “宝探し”

IotやAIの急速な進化とともに科学技術の世界は従来の研究者に加え新しい異分野の人材が求められています。

夏には「扇風機」が身近な家電で、ネーミング通り羽で起こす風が商品でしたが、ダイソン社の羽のない扇風機が登場してイメージが一新しましたし、掃除機もお掃除ロボが登場して“掃除は自分でしない”作業に変身しました。研究開発の世界にデザイナーが参加して技術の将来像を形にしてみせるプロトタイプの製作者が新たな価値創造を生み出しています。また、シオカラトンボの背中にある紫外線を反射させる成分から油に近いワックスのようなものを発見し“日焼け止め”を研究したり、蚊の嗅覚器からセンサーを開発し、人の汗のにおいから感情を読み取りと幅広い研究が進められています。研究開発に異分野の研究者とタッグして“宝探し”をするトレジャーハンティング人材が参加しています。創業50周年、次のアフターコロナに挑戦します。