東京オリンピックの特需が終わりに近づく建設業では、建設技能労働者が2025年には2014年の342万人から216万人に減ると計算しています。今後、インフラの回収などが増えると考慮し約350万人が必要になるが、新たに就職する人では補いきれない35万人分の働きをロボットを活用してまかなうとして、すでに積極的な活用が始まっています。
資材を自動で運ぶ搬送ロボットや鉄骨を溶接して柱をつくるロボット、床のコンクリートをコテでならす仕上を担うロボット、重い材料などを持ち上げる時に作業員の腰の負担を軽減するロボットスーツなどが活用されています。かつて建設現場は「きつい、汚い、危険」の3Kの代表格とされていましたが、これからはロボットの活用によって人は複雑な作業に注力し、魅力ある職場に転化すれば高い「給料」、長い「休日」、「希望」がもてる“新3K”に変わると期待されています。当社も新しい技術で支援してまいります。
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