亜熱のような天候で突然の豪雨にあわててコンビニへ飛び込み500円のビニール傘に、お世話になっています。突風やゲリラ豪雨で、気が付くと傘の技術革新も進んでいます。
日本郵便が販売する“折れてもOKの傘”は骨のつなぎ目を工夫し特許構造で、たたんで開くと元通りになるのです。傘メーカーのサエラの傘は、風に強い構造が特徴ですべてのパーツが強度と弾力性に優れたプラスチック製で、風速32mの風でもしなやかに曲がって受け流し、風がやめば元の形に戻ります。
傘の技術革新の一方、売った傘は永久に保証しお直しする平塚の「こばり」店では親子二代が無料でお直しし、40年以上も修理して使っている常連客もあるそうです。
1964年、第14回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したフランスのミュージカル映画、「シェルブールの雨傘」を思い出しています。
せつない恋物語ですが、雨傘の夢と技術革新が妙に交叉します。
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