小惑星イトカワから微粒子を地球に持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」の感動と夢を受け継ぎ、「はやぶさ2」が地球と火星の近くを回る小惑星「1999JU3」 に向って、12月3日種子島宇宙センターから旅立ちました。
「はやぶさ2」 は、ほぼ1号と同じ大きさですが重さは少し重い600kgで、姿勢制御装置やイオンエンジンの耐久性や推力を増強するなどの技術的な改良を重ねて飛び立ちます。大手企業から数人の町工場まで100社以上の職人達の夢と技術を乗せ、小惑星に到達するのは2018年 夏の予定で小惑星の表面物質や地下物質を採取して地球に戻るのは、2020年東京オリンピックの年の年末になるそうです。こうした探査機の実験はやがて火星に人を送り100年後かもしれませんが、火星移住を目指すことが目標だそうですから宇宙へのロマンは広がります。我が社も日々 の技術革新が常に夢への挑戦ですが、「はやぶさ2」の成功を願わずにはいられません。
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